【DRY】 short story
Buck-Tick/Labrador Retriever/Wine/Photo/Etc...

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Sapphireの瞳

それは無から始まる

たくさんの粒が集まって眩しいほどに青く光り

視界は遮断された

それは自らが選んだ自由の扉のはず

自らが歩んできた道を辿ってここにたどり着いたのか?

そう問うても答えはでなかった。

このままここにいる自分と抜け出す自分とが闘っている

すぐ先の未来で楽しそうに笑っている自分を想像は出来るが

遠い未来の自分は、その選択が誤りだと言っている

どちらにしても私は独りということだけは変わらないらしい

選択の時は迫っている


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  1. 2011/08/12(金) 19:07:46|
  2. short story
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短歌

春くれば ふりつむ 雪も

とけぬべし

しばし 時まて

山の うぐいす


女の一生 日本女流川柳万能版









テーマ:短歌 - ジャンル:小説・文学

  1. 2011/05/02(月) 10:45:31|
  2. short story
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gendar

生まれては死に 死んでは生き返るを

幾度も繰り返し

男と女を繰り返す

もうすぐ戻っちゃうんだよね、女に

また男なのか、もう飽きた、とつぶやく

最初は知らなかった男と女の不思議も

何度も繰り返せば、当然のことのように自然に納得してしまう

私は、やっぱり真ん中でいいや









テーマ:女性化・男性化・中性化 - ジャンル:心と身体

  1. 2011/04/26(火) 22:34:22|
  2. short story
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Detective Dry 1 黒いスーツの女

IMG_3616.jpg



黒いスーツを着た女が

事務所の入り口を行ったりきたりしているのが

4階の事務所の窓から見えた

女はしばらくして事務所のドアを叩いた

ドアを開けながら「どうも」と女に声をかけた

女の話に寄ればインターネットの掲示板で

ここを知ったらしい

「行方不明の弟を探してほしいんです」と言い

すぐ傍のソファに座ると、テーブルに写真を出した。

「10年前の写真しかないんですけど」

色が薄くなった写真には

犬とハグしている少年が写っていた

写真以外のものは何もないらしい

それ以上深くは聞かなかった

「それで?探せばいいだけ?」

女は黙って頷いた




テーマ:ショート・ストーリー - ジャンル:小説・文学

  1. 2011/02/03(木) 11:59:12|
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Detective Dry 0 はじまり



来年、取り壊しが決まった廃墟のような

4階建てのビルに事務所がある。

下の階に長髪のオヤジがやってる

シルバーアクセのリフォームとか修理の店

1階に寂れたラーメン屋、その他は全部空だ。

ここに入ってもう15年になる

看板は始めのうちだけ出していたが

今は表札だけ。

噂で聞いてきたと

依頼してくるやつが、ほとんどだ。

電話帳なんかには載せてない

ブログもツイッターも、携帯電話すら持ってない。

めんどくさいものはやらない

寝るのは事務所の偽物革のソファだ。

夕暮れには屋上の壊れかけた椅子に座ってマルボロ

前の道路がよく見える

うちのビルには出入りがほとんどないが

ときたま入ってくるのはうち宛ての客だ。

さっそく来たようだから、事務所に戻ろう。

じゃ、またあとで



テーマ:ショート・ストーリー - ジャンル:小説・文学

  1. 2010/11/23(火) 09:41:02|
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【過去からの手紙】 過去編5

黒いドレスの女はいきなり隣に座り

こう言った。

「私は優子、新宿に行ってはダメだよ。

そこに行ったら貴方は殺される」

黒いドレスの女は店のコースターに

携帯電話の番号を書いて渡してきた。

「明日午後、5時に私に電話して」

黒いドレスの女はそう言って

店を出て行った。

何故か後を追いかける気にはならなかった。

テーブルにチップを置いて店を出た。



つづく






テーマ:ショート・ストーリー - ジャンル:小説・文学

  1. 2010/10/13(水) 17:58:00|
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【過去からの手紙】 過去編4




トゥープーピポパピピ・・・

プツという音がして切り替わり

機械的なアナウンスに代わった。

「デンゴンダイヤルデス。

アンショウバンゴウヲドウゾ」

ボタンとボタンの隙間の数字を

左から順番に声に出しながら

ゆっくりその数字のボタンを押していった

「にぃ・・・はち・・・よん・・・ろく」

「メッセージヲ カクニンチュウデス

シバラクオマチクダサイ」

プツと鳴った後に切り替わり

聞いたことのある声で

「明日、新宿駅西口に5時。
いいな、必ず来てくれ」

音声はそこで切れた。

「モウイチドサイセイスルバアイハ

キュウヲ オシテクダサイ

シュウリョウスルバアイハ

ソノママデンワヲ オキリクダサイ」

困惑したまま、受話器をおいた。

「明日の5時かぁ。。。」と、呟いて

席に戻ってマスターに向けてグラスをあげ

2杯目をあおった。

ちょうどその時

カウンターの端に座っていた黒いドレスの女が

こっちに向かって歩いてきた


つづく・・・






テーマ:ショートショート - ジャンル:小説・文学

  1. 2010/10/07(木) 16:59:50|
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